ここ数年英語留学などで注目を集め、観光地としてのセブの魅力も相まって年々日本人旅行者の増え続けるフィリピン。
どうせ訪れるなら南国の暑い日差しと共に最高の旅行を満喫したいですよね。
今回は、フィリピン各地の気候のご紹介と、地域ごとのベストシーズンをお届け致します。
目次
マニラ・セブ島・ボラカイ・エルニドの季節表
まずはフィリピンの中でも特に日本人人気の高い観光地であるマニラ・セブ島・ボラカイ・エルニドの季節を一目でわかりやすくまとめると以下のようになります。
これらの地域は若干の違いはあるものの、乾季・雨季の時期や気温は似通っています。
12月〜2月 | 3月〜5月 | 6月〜11月 | |
---|---|---|---|
降水量 | 少ない | 多い | |
気温 | 低い | 高い | |
季節 | 乾季 | 酷暑期 | 雨季 |
暑いのが苦手という方は12月から2月、灼熱の南国を満喫したいという方は3月から5月がおすすめです。
それでは、以下に目的地別のベストシーズンを詳しくご案内します。
フィリピンの4種の気候
フィリピンは7,000以上の島から構成される群島国家です。
一口にフィリピンの気候と言ってもその地域によって違いがあり、大きく分けると以下の4種に大別されます。
マニラ、バナウェ、エルニドのベストシーズン
これらの地域は5月後半〜11月前半頃までが雨季、11月後半〜5月前半頃までが乾季となり、2つの季節がくっきりと別れています。
マニラなどは雨季になると洪水も発生しますので注意が必要です。
エルニドなどは雨季に入ると雨続きでツアーがキャンセルされ、1週間滞在しても1度もアイランド・ホッピングに出られないということもあります。
高地のバギオや棚田で有名なバナウェも気温差はあるものの、乾季・雨季の時期はこれらの地域とほぼ同じです。
乾季の中でも比較的気温が低く過ごしやすい11月後半から2月頃がベストシーズンとなっていますが、南国の灼熱の太陽を一身に浴びたいという方は酷暑期の3月から5月前半ごろがおすすめです。
ただし、バナウェの棚田が目的なら3月から4月がベストシーズンです。
サマール島、スリガオ、ミンダナオ島の東部のベストシーズン
これらの地域は乾季が無く、1年を通じて雨が多い地域です。特に11月〜1月に掛けてはよく降ります。
あまり日本人になじみのない地域のため訪れる人はあまりいないのではないでしょうか。
ベストシーズンは比較的降雨量の少ない6月から9月になりますが、この時期でも相当の雨量となっています。
セブ島、ボラカイのベストシーズン
これらの地域は6月〜11月が雨季、12月〜5月が乾季となっていますが、雨季でもマニラやエルニドほど雨は降りませんし、寒暖差も少ない方です。
12月頃はまだ天気が崩れることも多いので、ベストシーズンは1月中旬から5月中旬頃になります。
その中でも特に降水量が少なく太陽がカンカンに照りつける3月から5月上旬がおすすめですが、あまり暑すぎるのも考えものだ、という方には1月中旬から2月ごろが良いでしょう。
ルソン島東部、レイテ島、ダバオのベストシーズン
これらの地域は若干の差はあるものの、降水量は1年を通じてほぼ均等になっています。
その降水量も他の地域と比べるとかなり少なく、寒暖差も小さいのでいつ訪れてもそれなりに楽しめるでしょう。
ベストシーズンをあえて選ぶとすれば、特に雨の少ない1月から5月上旬ごろです。
まとめ
以上フィリピンの地域別観光ベストシーズンをお届け致しました。
日本のしがらみを抜け出し羽を伸ばせる、せっかくの南国リゾートでのバカンスです。
いざ現地に着いてみたら雨続きで全くビーチを満喫できなかったなどということのないように、それぞれの地域のベストシーズンを選んで訪れましょう。