今回の記事ではとても便利な英単語『mean』の色々な意味と使い方をご紹介します。
日常会話でもよく使われますし、海外ドラマや映画を見ていても耳にすることの多い単語です。
普通に使えば「意味する」という意味の単語ですが、使い方によって色々な意味を持つ単語なので、実例を元に一つずつ見ていきましょう。
“What does it mean?”:「意味する」という使い方
みなさんご存知の通り”mean”は「意味する」という意味です。
英語学習者は以下のフレーズを覚えておくととても役立ちます。
POINT
- What does it mean?:それどういう意味?
- What does 〜 mean?:〜ってどういう意味?
- What do you mean?:どういう意味?
- What’s the meaning of 〜?:〜ってどういう意味?
英語話者と話していて相手の言葉が理解できなかった時には”What does it mean(それどういう意味?)“と聞き返しましょう。
“What do you mean?(どういう意味?)“も同じく、相手の言っていることが分からなかった時に使えます。
ジャスティン・ビーバーの歌う『What do you mean?』という曲がありますが、まさにこの用例ですね。
When you nod your head yes(君はいいよって頷くけど)
But you wanna say no(本当は嫌だって言いたいんだ)
What do you mean?(どういう意味なんだい?)ジャスティン・ビーバー:『What do you mean』より引用
より具体的に、例えばある1つの単語の意味が分からなかった場合は”What does 〜 mean?(〜ってなんて意味?)“などと聞くこともできます。
例文
- A: What does refrigerator mean?(refrigeratorってなんて意味?)
B: It means reizouko.(冷蔵庫って意味だよ)
具体的に聞きたい場合に使えるもう1つのフレーズが、”What’s the meaning of 〜“です。ただ単にそのものの意味を知りたいときだけでなく、より深い意義を問うときにも使えます。
例文
- What’s the meaning of this sentence?(この文はどういう意味?)
- What’s the meaning of love?(愛にどのような意味があるのか?)
“It means”:「重要である」という使い方
“It means so much”や”That means a lot”で「大きな意味を持つ = 重要である」といった使い方ができます。
- It may seem like a small thing, but it meant so much to me.(大したことのないように見えるかもしれないけど、私にとってはとても大切なことだった)
“I mean”:「つまり」という使い方
“I mean 〜”で「僕が意味するのは〜ってことだ」となります。これは「つまり〜だ」という感じで使えます。
例文
- Maybe it’s not a good idea to invite Bob. I mean, no one wants to see him.(ボブを誘うのはどうかと思うよ。つまり・・・、誰も彼には会いたくないんじゃないかな)
海外ドラマ『ママと恋に落ちるまで』の第9話でもこの使われ方がしてますね。
“mean to”:「〜するつもり」という使い方
“mean to 〜”で「〜するつもり」という意味になります。
- Sorry, I didn’t mean to hurt you.(ごめん。君を傷つけるつもりはなかったんだ)
“I mean it”:「本気だ」という使い方
これも日常会話でよく耳にする使われ方です。
例えばあなたが何か言った後に、その言葉が本気であると強調したい場合。
例文
- A: You’re so beautiful.(君はなんて美しいんだ)
B: Oh, you’re flattering me.(そんなお世辞なんて)
A: No, I mean it!(いや、本当さ!)
あるいは相手の言葉が本気か確かめたい場合にも使えます。
例文
- A: I think I love you.(君のこと好きかも)
B: Do you mean it?(本気?)
“You are mean”:「ひどい」「意地悪」という使い方
“mean”には「ひどい」とか「意地悪」といった意味もあります。
例文
- A: She’s ugly.(彼女ブスだな)
B: You are mean!(酷い!)
まとめ
以上、”mean”の色々な使い方をご紹介しました。
使い方によって様々な意味を持ち、どのフレーズも海外映画やドラマでもよく耳にします。
日常会話でもよく使われる言葉なのでシチュエーションに合わせて使いこなせるよう、各フレーズの持ち意味をよく覚えておきましょう。