【最終更新日:2018年10月12日】
マックビー(@Houshi)です。
コピトレ(コピートレード)サイトの1brokerが閉鎖して、資金を預けているみなさんは結構焦っているのではないでしょうか。
実は私も結構な金額を突っ込んでしまっています。
とは言え、置いていた資金が返ってこないと決まったわけではないので、こまめに情報を仕入れて共有していきます。
みなさんも諦めずに希望を持ちましょう。
目次
1bokerとは?
1brokerはマーシャル諸島に拠点を置くコピートレードサイトです。
コピートレードサイトとは他のトレーダートレードをコピーして株やFXのトレードを行うサイトです。
株やFXの知識がない人が自分でトレードを行うよりは、運用実績のある他のトレーダーをそのまま真似してトレードすれば勝率が上がるかも?という意図で利用されています。
1brokerはコピートレードの資金をビットコイン(BTC)にて投資できるということから、多くの仮想通貨ホルダーに利用されていました。
1brokerはなぜ閉鎖されたの?
1brokerが閉鎖されたのはアメリカの証券取引法に違反しているとされFBIにサイトのドメインを差し押さえられたためです。
現在サイトにはアクセスできない状態となっています。
前述の通り1brokerはマーシャル諸島に拠点を置く会社ですが、サービスの利用にあたってKYC(Know Your Customer:顧客確認)を行なっていなかったため、アメリカ人でも自由に利用できていました。
1brokerはその規約に「利用者は当サイトの利用が自分の住む国の法に触れないか確認せねばならない」と記載しており、実際に利用するかどうかはユーザーの一存となっていました。
今回の差し押さえにあたっては、FBI捜査官が実際に1borkerを利用して実際に取引が出来たためアメリカの法に触れているとされたようです。
自国の法を他国に押し付ける形になっているように見えますが、今後仮想通貨がより身近になってくるとこういった問題も増えてくるかもしれませんね。
現在デポジット中の資金は引き出しできるようになるの?
2018年9月29日更新分
まず、オープン中だったポジションは9月28日時点で全てクローズされているので、資金が市場価格に左右されることはありません。
Update for active traders: All open positions were closed at the current market prices. Market price movements will not affect your trades from now on.
— 1Broker (@1Brokercom) 2018年9月28日
また現状資金は確保されているとSECの言質は取れているとのこと。
1brokerはSECの許可が得られ次第ユーザーが資金を引き出しできるようにするとしています(下記ツイートでは「アメリカのユーザーは」と書かれていますが、続くコメントで「非アメリカ国民のユーザーも」と明言されています)。
Statement regarding the SEC allegation: All funds are currently secure and we will fully cooperate with the authorities. If approved by the SEC, we will enable withdrawals for US customers as soon as possible.
A more detailed statement will follow.
— 1Broker (@1Brokercom) 2018年9月27日
新しい情報は随時こちらのサイトに告知されます。
サポート用のメールアドレスも48時間以内にオープンするとのこと(@1broker.comは届かなくなっています)。
公式ツイッターアカウントでも随時情報がツイートされていますので、気になる方はフォローしておきましょう。
2018年10月2日更新分
弁護士のOKサインをもらって、1Brokerの残額と取引履歴の閲覧のみ可能なRead-Onlyバージョンを準備中とのこと。48時間以内を予定。
We are currently engaging U. S. counsel who can represent us in the SEC/CFTC case. We expect that this takes a few days.
We received the green light from our lawyers to set up a read-only version 1Broker to view balances and transaction history. ETA: 48 hours
— 1Broker (@1Brokercom) 2018年10月1日
2018年10月3日更新分
Read-Onlyバージョンのサイトが復帰しました。まだ資産の出金はできませんが、とりあえず自分の資産を確認できるようになりました。
Good news: 1Broker is back (as a read-only version) at https://t.co/D6eqIr6Rl2
— 1Broker (@1Brokerio) 2018年10月3日
2018年10月5日更新分
来週初めぐらいには出金リクエストの処理が可能になる見込み。週明けに詳細が明らかになるとのこと。
朗報ですね。
We anticipate that we can start to process withdrawal requests at the beginning of next week. Further details will be available after the weekend.
Thank you all for your patience!
— 1Broker (@1Brokerio) 2018年10月4日
2018年10月11日更新分
とうとう資金の引き出しが可能になります。
日本時間で10月11日の21時から。
これで一安心ですね。
We will start processing withdrawals tomorrow at 12:00 (UTC). Thanks for your patience in the past days!
— 1Broker (@1Brokerio) 2018年10月10日
1Brokerの公式サイトは閉鎖以前とアドレスが変わっています。新サイトはこちら。
1Broker 公式サイト
2018年10月12日更新分
ようやく資金の引き出しが可能になりました。
私も試してみましたが問題なく引き出せました。
今後サービス再開するにしてもKYC(Know Your Customer:顧客確認)が求められるようになるでしょうし、その際日本がサービス提供地域に含まれるという保証もありません。
何があるか分かりませんから、サービス再開後も1Brokerを利用されたいという方も一度資金は引き出しておいた方が良いのではないでしょうか。
Withdrawals are now being processed. Due to the high amount of withdrawal requests, please expect significant delays.
— 1Broker (@1Brokerio) 2018年10月11日
資金の引き出しはこちらから。
1Broker 公式サイト
まとめ
突然のことに資金を置きっぱなしのみなさんは気が気でないかと思いますが、私はあまり心配していません。
長年の経歴のある会社で、事件後も公式ツイッターでコンスタントに情報を発信してくれています。
同社の運営している姉妹サイト1Foxは新規アカウント作成こそできなくなっているものの、現在も正常に運営しています。
ハッキングなどと違って資金がなくなったわけでもありません。
数日〜数週間もすればシレッと返ってくるのではないでしょうか。
また追加の情報があれば更新していきます。