マックビー(@Houshi)です。
今回はブロックチェーン技術を使用したMMORPG『DECIMATED(デシメイテッド)』の紹介記事です。
まだプレイ画面などは全然出てきていないのですが、これはものすごい大作となるのではないかと期待しています。
ちょっと文字数が多めの記事となっていますが、本当にワクワクする内容のゲームなので是非最後まで読んで頂きたいです。
目次
DESIMATED(デシメイテッド)とは?
デシメイテッドはFracture Labsが開発中のMMORPGです。
会社としては立ち上がったばかりですが、参画しているディベロッパーは『ゴッド・オブ・ウォー』、『インジャスティス2』、『DOOM』、『Halo』など著名なゲーム開発に関わった経験豊富なスタッフばかりです。
実際のプレイ画面ではないのですが、こちらのティザートレーラーを見て頂くとその技術力の高さが伺えると思います。
どうですか、このクオリティ?
ヤバくないですか?
ブロックチェーンゲームも今後は、従来のゲームと変わらないクオリティが求められていきそうですね。
そしてブロックチェーン部分を担当するチームはSkyCoinのオリジナル・ディベロッパーたち、ということでこちらも経験十分。
ゲーム部分もブロックチェーン部分も、技術・実績共に豊富なチームが揃っているのは安心です。
DESIMATED(デシメイテッド)のストーリー
デシメイテッドはMMORPGなので、これまでの多くのブロックチェーンゲームと違いストーリーも重要となってきますが、これもまたなかなか魅力的な内容となっています。
ちなみに、Decimatedは「多数の生き物を滅ぼす」とか、「破棄する」と言った意味になります。
数百年に渡る急激な気候の変化と企業による壊滅的な環境破壊によって見捨てられた地球。
政治的、社会的混乱により、かつての都市は破棄され、生存に適さない場所となった。
文明は崩壊し、自ら瓦解した。
従順な一級市民のみが新たな世界へと導かれ、取り残された犯罪者、反乱分子、そして貧しい者たちは古き世界の忘れられた街でゴミを漁って生きていく。
ジャングルとなり、洪水に襲われ、砂に飲まれ、そして氷に包まれたこの世界で。
環境汚染と産業廃棄物に汚された環境の中、生存者たちは瓦解した高層ビルや研究所、見捨てられた都市、倒壊しかけた高速道路などにシェルターを築いた。
犯罪者たちが、海賊たちが、賞金稼ぎたちが、奴隷商人たちが、突然変異した生物たちが、遺伝実験生物たちが、そして壊れたロボットたちが資源とテリトリーを争い、この世界を生きる。
こんなバックグラウンドのある世界でMMORPGが展開されるとなったら、どんな要素が組み込まれるのかもうある程度想像ついちゃいますよね?
こんなの面白くならないわけがないです!
では、以下に実際のゲームプレイについてご紹介します。
DESIMATED(デシメイテッド)のゲームプレイ
プレイヤーは人間の市民としてプレイするか、エリアの治安維持を行うサイボーグ警察としてプレイするかを選べます。
初めは全てのプレイヤーが人間の市民としてプレイを始めることになりますが、ルールに従いプレイをし、トレーニングをパスするとホワイトリストに載り、サイボーグ警察としてプレイが可能となります。
警察として昇進するための様々なランクがありますが、法を破ったり職務を果たさないと降格され、一時的に、または永続的にブラックリストに載り警察サイドでプレイすることができなくなることもあります。
プレイヤーたちはテクノロジーとデジタル通貨を採掘し、壊れた乗り物を直し、基地を作り、シェルターを強化し、狩り、襲い、取引をすることができます。
他のプレイヤーたちや、壊れたロボット、バイオ・モンスター、突然変異生物のなどのNPCが敵となります。
プレイヤーは食べ物と飲み物、そして状況によっては酸素を必要とします。時間の経過と共にプレイヤーの飢餓・乾きのレベルが表示されます。
プレイヤーは傷を負ったら手当てをしなければいけません。放っておけば出血により死に至る可能性もあります。他のプレイヤーを治療することで助け合うことも可能です。薬によって中毒に陥る場合もあり、中毒レベルがプレイヤーのパフォーマンスと判断力に影響を与えます。
プレイヤーが死んだ場合は限られたアイテムと共に復活します。他のプレイヤーはあなたが死んだ場所を見つければ、あなたが所有していたアイテムを手に入れることができます。アイテムを保存しておける安全な場所もあります。
プレイヤーは、建物・武器・キャラクター・アクセサリーなどの3Dモデルを提出することができます。開発チームとコミュニティに認められたモデルはゲームに導入され、マーケットで取引されるようになります。よくデザインされたビルなどは高値で取引されるでしょうし、壁やドアのような部品は安値となるでしょう。
プレイヤーはトークンを報酬に、暗殺、脱獄、賞金稼ぎなど様々な独自ミッションを依頼することも可能です。
【DECIMATED】
個人的にすごく期待しているブロックチェーンMMORPG。
詳しくはこちら→https://t.co/xfVgkRE5Mcゲーム内で可能な違法行為一覧。
やべぇ・・・。
世紀末都市かな? pic.twitter.com/qy6T5O4NrB— Makbee@CrazyChain (@Houshi) 2018年8月3日
開発チームは特定エリアでミッションを開き、プレイヤーは各ミッションに一度だけ参加できます。参加履歴はブロックチェーン上に記録されるので、報酬を目的に繰り返し参加することはできません。
ゲーム世界にはグリーンゾーンとレッドゾーンがあります。
グリーンゾーンはサイボーグ警察に守られており、他プレイヤーを傷つけたり、奪ったりするのは違法行為となっています。トレードをするには打って付けの場所でしょう。報酬は安くともリスクの低い仕事が見つけられます。
レッドゾーンではプレイヤー同士が戦い、奪い合うことができます。高リスク高リターンのエリアで熟練プレイヤーに溢れています。積荷を襲い、他プレイヤーを強盗し、人質を取り・・・、といった違法行為が可能となっています。
ブロックチェーン要素
プレイヤーは以下の方法で、DIOと呼ばれるERC-20ベースの仮想通貨を手に入れることができます。
- 仮想通貨とテクノロジーのサルベージ
- 様々のリスクと報酬を伴う、合法、あるいは違法な仕事
- 積荷を収奪・護送集団を強襲
- 積荷の護衛
- ターゲットプレイヤー/NPCを捕獲・殺害することによる賞金
- 囚人の脱獄の手助けによる報酬
- 他のプレイヤーやバーチャルマーケットでのアイテムの売買、取引
各プレイヤーはアカウントに関連付けられたデジタル・ウォレットを保有し、アイテム、プレイヤーデータ、チームデータ、仮想通貨、所有物のコントラクトなどを記録します。これらのトークンは外部取引所に送り、フィアット通貨に換金するのも自由です。
ウォレットはスマホ用アプリとして提供され、基地が襲われている時や、他のプレイヤーからメッセージを受信した時などに通知を受けることができるようになります。
DIOトークンとは?
DIOはデシメイテッド内で使用される通貨で、イーサリアム(ERC20)ベースのトークンです。
現在公式サイトから仮想通貨、Paypalなどを利用して購入することが可能。
上述したゲーム内での入手方法以外にも、他のプレイヤーをデシメイテッドへ紹介した際のリファラルボーナスや、参加した際のウェルカムボーナスとしても入手できるようです。
また開発段階とゲームリリース後にもAirdropが行われる予定で、2019年1月現在バウンティプログラムを実施中。
以下のリンクからSNSでいいねやシェアをするとDIOをもらえます。
リリース後はデイリークエストなどでも手に入るようになります。
ロードマップ
2018年第3期にプライベート・トークン・プレセール。第4期にパプリック・プレセール。
2019年第4期にアルファテスト。
2020年第に2期にベータテスト。
そして、2020年第4期にローンチとなっています。
日本語対応はまだ不明ですが、公式Discordには現段階で既に日本語を含む10言語のチャネルが用意されているので、これらの言語は高確率でサポートされると思われます。
まとめ
ローンチまでまだ2年以上先ということであまり情報も出ておらず判断が難しいところですが、ホワイトペーパーを読む限りではとにかく純粋にゲームとして面白いことになりそうです!
従来のコンシューマー機・PC用の大作ゲーム並みに時間を掛けて制作されるので、がっかりクオリティになることはないでしょう。
ブロックチェーンゲームだからと言って低クオリティのものが許された時代が終わりに近付いているということでしょうか。
今後はこういったブロックチェーンゲームが増えていくかもしれませんね。
今後も注目して情報を集めていくので、新しい情報が出てくれば随時報告します!