マックビー(@Houshi)です。
今回の記事でご紹介するのは『Planet Digital Partners(プラネットデジタルパートナーズ)』というゲームパブリッシャー。
こちらブロックチェーンゲーマーとしてはかなり注目していきたいプロジェクトとなっています。
Planet Digital Partners(プラネットデジタルパートナーズ)とは?
プラネットデジタルパートナーズ(PDP)は、プレイステーションヨーロッパの元社長、テイクツー(グランセフトオートのディベロッパーの親会社)の創業者、Nintendo World Championshipの開発責任者など、ゲーム業界の重鎮達が立ち上げたゲーム開発会社です。
主要事業はブロックチェーン技術を利用したゲームをPS4・Xbox One・任天堂スイッチ・PC・スマホなどに提供していくこと。
実際の開発はPlanet Entertainment、Saber Interactive、Diversion 3など、実績のある開発会社と提携して行われます。
予算1億ドルを超えるような大企業のAAA級のタイトルとの競合は避け、これまで見逃されがちだった予算200万〜1000万ドルほどの中規模ゲームの開発をターゲットとしています。
それでも日本円にすれば2億〜10億円超えと、ブロックチェーンゲームとしてはかなりの規模です。
2019年から2022年にかけて最大で10タイトルをリリース予定。
ブロックチェーン技術はデジタルアセットの所有権のみにとどまらず、トーナメントや報酬、評価システムにも利用されます。これによってプレイヤーはゲーム内通貨、ポイント、アイテムなどを得ることも可能となるということ。
Rocket Token(RKT)とは?
PDPはSTOによって資金調達を行なっております。
STOとはSecurity Token Offering(セキュリティトークンオファリング)の略で、トークン発行によって資金を調達することです(最近ではDSO:デジタルセキュリティオファリングとも呼ばれています)。
ICOとよく似ていますが、大きな違いとしてSTOは証券取引委員会によって承認された「証券」としてトークンを発行するという点。
昨年は多数のICO詐欺が横行し問題化しましたが、STOではそのリスクを払拭できるということですね。
PDPの発行するRocket Token(RKT)はイーサリアムを利用したERC-20規格のトークンです。
最大発行数:5,000万RKT
プライベートセールで3800万枚を売りに出し、3800万ドルを調達予定。
最大で1200万枚をPDPチーム、アドバイザー、ベンダーなどに配布。
トークン保有者が投資額を100%回収するまでは、ゲーム販売利益の80%がトークン保有者に還元されます。
それ以降は、ゲームの販売が12ヶ月間継続して停止するまでは40%が、また2025年までは続編ゲーム利益の5%が還元されます。
まとめ
以上Planet Digital Partnersのご紹介でした。
ICOではなくSTOによる資金調達なのでScamの可能性もなし。
メンバーがゲーム業界の重鎮達ばかりなので実績は十分。
提携する開発会社もビッグタイトルの開発経験ある一流ディベロッパー。
これはかなり期待のできるプロジェクトになるのではないでしょうか。
近い将来、既存ゲームにも劣らないクオリティのブロックチェーンゲームがプレイできるようになりそうですね。
僕は参加しませんが、トークン購入されたい方は公式サイト右上の「INVEST」ボタンからできるようです。