マックビー(@Houshi)です。
みなさん、海外で働きたいって思ったことはありませんか?
日本での生活も悪くないけど、海外で刺激的な生活を送ってみたい。ちょっと人とは違った経験をしてみたい。
そんな人もいるんじゃないでしょうか。
今回は海外就職のために必要なこと、英語レベル、スキル、学歴などに関してご紹介したいと思います。
海外就職に必要な英語レベル
海外での日本人の求人情報を見ると、求められる英語のレベルは大雑把に以下の3段階に分けられます。
- Conversational: 日常会話ができるレベル
- Business: ビジネスレベル
- Fluent: 流暢に話せるレベル
日常英会話ができるレベルの仕事だと、大体日本人相手の業務が中心になります。
例えば日本人相手のカスタマーサポートで主業務に英語は使わないけど、社内には外国人スタッフもおり最低限の意思の疎通のために英語が必要、といったケース。
ビジネスレベルだと、上司や部下が外国人となり業務の報告や指示を英語で行ったり、英語の社内ミーティングに参加したりといったレベルになってきます。
流暢に話せるレベルとなると、主業務の多くで英語を必要とし顧客も外国人が相手となってくるので大半の日本人には難しいレベルですね。
日常会話レベルでも習得するのは結構難しいのでは、と思われるかもしれませんが、このレベルなら半年も本気で勉強すれば誰でも到達できます。
海外の英会話学校にでも滞在して1日中英語漬けの生活をすれば2ヶ月でもいけます。
求められる学歴は?
最低限、高校卒業は求められます。
学歴を一切気にしないという求人は本当に稀ですし、そういった求人は「危ない求人」である可能性が高いです。
国にもよりますが、高卒であれば、仕事が見つからないということはないでしょう。
これもまた国にもよりますが、専門学校卒業の場合は「Collge卒」と言え大学との境目が曖昧になってくるので、日本国内より良い扱いとなる可能性もあります。
ただ明確に大学卒の人材を求めている場合には、「University」、「Bachelor Degree(学位)を持っていること」、「4年生コースを卒業していること」などを応募要件に加えてくるので、この場合には短大・専門卒者は対象外となってしまいます。
当然と言えば当然ですが、海外でも大学卒者が有利であるという点はやはり日本と変わらないですね。
ちなみに私は専門卒なのですが、フィリピンで「College卒」で募集していた外資系企業に応募して採用されたことがあります。
同僚たちは現地や海外の一流大学を出た優秀な人たちばかりで正直私には分不相応な企業でしたが、海外だとこのように学歴補正が効いて良い企業に入れる可能性もあります。
企業によっては学校のネームバリューも関係なくなってくるので、一流大卒だろうと三流大卒だろうと一律にチャンスがもらえます(もちろん学校のレベルまで調べる企業もあるでしょうが)。
求められるスキル・職歴は?
海外就職において求められるスキルは正直日本での就職とあまり変わりません。
職種にもよりますが以下のスキル・職歴のいずれかでもあれば仕事は簡単に見つかるでしょう。
- 営業経験
- カスタマーサポート経験
- マネジメント経験
- 料理人経験
- 経理の知識
- 翻訳スキル
- エンジニアスキル
もちろんこれらのスキルや経験がなくても、新卒でも受け入れてくれる企業はあります。
私自身の経験を話させて頂くと
・経理の知識・経験が全くない → 海外で経理の仕事に就く
・日本でテクニカルサポートの経験があり → 海外で同職に就く
・マネジメント経験あまり無し → 海外でカスタマーサポート兼マネジメント職に就く
こんな感じです。
また私の友人は、営業経験が全くないまま海外で某有名日系企業の営業職として現地採用で雇われ、そこでできた伝手から他の日系企業の営業職として日本採用の海外赴任という形でステップアップした人もいます。
大学卒業後に職歴のないままフィリピンに英語留学に来て、その後タイで就職したという友人もいますし、海外旅行に行ったことはあるけど海外移住経験はないという友人も普通に海外就職して働いています。
日本で経験を積んでから等と考えず、いきなり海外に飛び出しても意外に何とかなるものです(ただし後述しますが現地の下見は大事です)。
海外就職に必要なこと
まず何をおいても英語です。
特定の国で働きたいという明確な目的があるのならその国の言語を勉強しても良いでしょうが、日本人を採用するようなインターナショナルな企業なら社内公用語が英語である可能性も大きいです。
従業員が多国籍なら同僚とのコニュニケーションには当然英語が使われることになるので、やはり英語を勉強しておくのが無難でしょう。
実際に働いてみたい国を訪れてみるというのも大事です。
中には日本にいながらにしてSkypeなどで面接を行ってくれる企業もありますが、一度も現地を訪れないままに就職を決めてしまうと実際に移住した際の理想と現実とのギャップに落差を感じることもあり得ます。
海外就職をするなら一度は必ず現地を訪れてみましょう。
食事は口に合うか、物価はどれぐらいか、治安はどうか、衛生環境に耐えられるか、インフラのレベルは自分の求めるレベルに達しているか等を重点的に確認しましょう。
そして何よりも必要なのは一歩を踏み出す勇気です。
海外就職だなんて何だか怖いですよね。
その気持ち良く分かります。
周りに知り合いは一人もいなく、言葉もまともに通じない。危ない目にも会うかもしれないし、何かあった時に頼れる人も周りにいない。
私も初めて海外に出た時は不安で胸がはち切れそうでした。
でも、そこにあったのは不安だけでなく、きっとこの先に広がる予測もつかない未来への期待と希望で胸がドキドキしていたのかもしれません。
学生時代教室の隅でいつも一人縮こまっていた、人見知りで、コミュ障で、引きこもりがちで、二十歳を過ぎるまで一人で電車やバスに乗ったことすらなかった私ですら大丈夫だったのです。
あなたなら絶対に大丈夫です!
まとめ
以上、まとめてみるとこんな感じです。
- 大卒の方が有利だけど高卒でも仕事は見つかる
- 半年本気で勉強すれば必要なレベルの英語は身に付く
- 必要なスキルや職歴は日本での就職と変わらない。新卒でもOK
- 就職を決める前に現地を訪れてみる
- 一歩を踏み出す勇気が何より大事!
どうですか?
こうやって見てみるとそんなに高くないハードルだと思いませんか?
世界はどんどん狭くなって行っています。
一歩踏み出してみれば、きっと地方から東京へ脚を伸ばすのとそう大差なく感じるはずです。
海外就職今から始めましょう!