マックビー(@Houshi)です。
働かずに生きていきたいマックビーです。
今日は、現在開発進行中の、ブロックチェーン技術を利用したロイヤルティ・プラットフォーム『BUFF(バフ)』について書きます。
要するに、ゲームをプレイしたら報酬として仮想通貨をもらえるプラットフォームですね。
英語版ですが、こちらのトレーラーを見ていただけば何となくイメージが掴めるかと思います。
母親:あなたはゲームをプレイしてて。私が子供たちを寝かしつけてくるから。
母親:パパと話してたの。あなたがClash Royaleをプレイしているのをとても誇りに思っているって。
父親:ハニー。家族のためにもプレイし続けてくれ。
娘:パパ。宿題手伝ってくれる?
父親(ゲームをプレイしながら):娘よ。今仕事中なのが分からないかい?
こんな世界実現して欲しいですね!
では、BUFFについて詳しく見ていきましょう!
目次
BUFF(バフ)で利用される通貨:BUFF coin
BUFFプラットフォームではBUFF coinという名前のイーサリアムベース(ERC-20)のトークンが利用されます。
ユーザーがゲームをプレイして得られる報酬は、このBUFF coinです。
ロードマップではプライベート・セールは2018年4月、パブリック・セールは2018年第3期となっていますが、2018年6月現在まだプライベート・セールも実施されていません。
公式テレグラムではもうじきアナウンスされると数日前に発言されていたので、ICOは近いようです。
1BUFFあたりのETH価格はICOの3日前に発表されます。
2018年9月5日までバウンティ・プログラムを実施中で、公式ツイッターのフォローなど目標達成数に応じて報酬をもらえます。
ただし現在もらえる報酬はBUFF coinそのものではなく、「entry」と呼ばれる仮のポイントです。
1entryが何BUFFになるかは現在のところ決まっていません。
バウンティ・プログラムの参加はこちらから。
→BUFF Bounty Program
BUFF(バフ)の目指す経済システム
プレイヤーがゲームをプレイしてBUFFを得る
前述の通り、BUFFはブロックチェーン技術を利用したゲーム・プラットフォームです。
プレイヤーはモバイル、またはデスクトップアプリを通じてBUFFプラットフォームに参加します。
プレイヤーはゲームの進行状況、達成内容、プレイ時間に応じて報酬が得られるようになります。
BUFFがターゲットとしているのは、プレイヤーのスキルによって勝敗の決まるゲームです。
BUFF coinを獲得すればする程ランクが上がり、ランクが上がればより多くのBUFF coinが得られるようになります。
よりスキルのあるプレイヤーが、より多くの報酬を得られるということです。
獲得したBUFF coinはBUFF shopを通じて、様々なゲームのゲーム内アイテムと交換することができます。
BUFF coinはイーサリアムベースのトークンなので、もちろんETHに交換することも可能になるでしょう。
BUFF運営の資金源は?
プレイヤーはゲームをプレイすることで報酬を得られるわけですが、ではその資金はどこから出てくるのか?
BUFF運営の主な資金源には以下の例が挙げられます。
- ICO
- 各取引の手数料
- ゲームメーカーからゲーム内アイテムのバルク購入&プレイヤーへの販売
- ゲームメーカーからの広告収入
- ゲームイベントのスポンサー
これらの収益がユーザーに還元され、BUFF経済の成長を促していく形になります。
ゲームメーカーのメリットは?
プレイヤーに支払われる報酬はBUFFからのもので、ゲームメーカーの負担はありません(広告出稿すれば別ですが)。
メーカーはより多くのゲーム内アイテムを売るため、より多様なアイテムが作られます。
作ったアイテムをBUFFにバルク販売し、BUFFは割安で得たアイテムをユーザーに売ります。
プレイヤーは購入したアイテムを使いゲームをプレイして報酬を得られます。
メーカーが広告を打たなくてもユーザーはBUFF目的で積極的にゲームに身を投じていき、そこで収入を得ることでより多くのゲームをプレイすることになります。
メーカーとしてはBUFFのユーザーが増えるほど収入は増えるわけで、BUFFのこの経済システムは大歓迎でしょう。
BUFF(バフ)と他のDappsプラットフォームとの違い
ブロックチェーン技術を利用したゲーム・プラットフォームだと、ゲームアセットのトレードを目的とするWAXや、ゲームの二次販売が可能になるRobot Cacheなどがあります。
BUFFがこれらのプラットフォームと一線を画すのは、ゲームをプレイすることで報酬を得られるという点。
Robot Cacheもプラットフォームに参加することで報酬を得られますが、こちらはプレイヤーのコンピュータの余剰能力をマイニングに回すことで得られる報酬です。
Robot Cacheはこれを「Proof of Gaming」と呼んでいます。
(関連記事:ブロックチェーンベースのゲームDLストア『Robot Cache』でDLゲームの中古販売が可能に)
これに対してBUFFの唱える「Proof of Play」は純粋にゲームのプレイの代価として報酬が得られます。
ロードマップ
ロードマップでは2018年中に『Dota 2』や『Legends Of Legends』など、5つのメジャータイトルを対象にしたデスクトップ版アプリをリリース。
2019年にはスマホ版もリリースされ、より多くのゲームタイトルが対象となります。
2020年にはゲームメーカー向けのSDKがリリースされ、XBoxやプレイステーションでゲームをプレイした際にもBUFFが得られるように。
2018年6月19日現在はα版がリリースされ、選抜されたメンバーによってテスト中です。
テストに参加したい人は、もうすぐ公式DiscordでWaiting listがアナウンスされるので加入しておきましょう。
まとめ
以上、ゲームをプレイしてお金を稼げるプラットフォーム『BUFF』の紹介記事でした。
ゲームをプレイしてお金(仮想通貨)を稼げるサービスとしては、Steamのゲームをプレイすることで得られる仮想通貨XPがありますが、こちらの報酬はゲームスキルではなくプレイ時間に左右されるため、得られる額が微々たるものです。
(関連記事:【改訂版】SteamとXboxのゲームをプレイして仮想通貨XPが貰える設定方法)
BUFFでは達成内容によって報酬が変わってくるため、スキルのあるプレイヤーにはプロゲーマーとしての道が拓けてくるかもしれませんね。
BUFFの他にもゲームをプレイして仮想通貨を得られるプラットフォームは続々と出てきています。
詳しくは以下の記事を参照ください。