マックビー(@Houshi)です。
今回の記事では、現実世界の出来事とゲームの結果がリンクする新感覚ブロックチェーンゲーム『Everdragons(エバードラゴン)』、通称『エバドラ』をご紹介します。
実は先日からエバードラゴンの日本語公式ツイッターアカウントを私が担当することになり、個人的に推していきたいプロジェクトでもありますが、それを差し引いてもこのゲームはおすすめです。
ゲームのプレイには仮想通貨資産を保管するためのウォレットが必要となります。
まだウォレットをお持ちでない方は以下の記事を参考にインストールしましょう。
目次
Everdragons(エバードラゴン)とは?
エバードラゴンはイーサリアム・ブロックチェーンをベースとした仮想通貨ゲームで、自分の所有するドラゴンをゲームに参加させその結果によって報酬を得ることができます。
これだけ聞くと大してゲーム性のない今までの仮想通貨ゲームと変わらないじゃん、と思われるかもしれませんが、エバードラゴンが他の仮想通貨ゲームと大きく異なるのはゲームの結果が現実世界とリンクするという点です。
これはどういうことかというと、各ドラゴンにはパワー・ソースというステータスがあり、そこには1〜32までの数字が割り当てられます。
例えば「仮想通貨価格にリンクするレース」だったら、パワーソース1がビットコイン、2がイーサリアムという風にリンクします(何番がどの通貨にリンクするかはその時の仮想通貨のポジションによって変わります)。
そして1時間のレース中に最も通過価格上昇率が高かったドラゴンが勝利します。
仮想通貨価格はcoinmarketcap.comが参照されます。
現在はまだ仮想通貨にリンクするレースしか開催されていませんが、今後は例えばスポーツイベントなど現実世界の他の要素に関連付けられたレースも開催されていく予定です。
また、このレース機能はエバードラゴンの数あるゲームの一種に過ぎず、今後新たなゲームがどんどん追加されていく予定です。
ドラゴンのステータス
各ドラゴンは以下の4つのステータスを持っています。
- ドメイン(Domain)
- パワー・ソース(Power Source)
- エクスペリエンス(Experience)
- プレステージ(Prestige)
ドメインは火・風・水・土の4種があります。ゲームによっては他のドラゴンと同盟を組む際などに重要となってきます。
パワー・ソースは現実世界とリンクするための番号です。番号が大きいから有利とか不利ということはありません。
エクスペリエンスはゲームに参加することで得られ、より多くのエクスペリエンスを得ればより高いランクのゲームに参加できます。
プレステージはレースに勝つことで手に入り、これを使ってプレイヤーが独自ルールのゲームを開催することもできます。
エクスペリエンスやプレステージを多く持つドラゴンは市場価値も高くなりそうですね。
ドメインやパワーソースはあまり影響ない気もしますが、例えば「この種のレースはこのドメインでこのパワーソースのドラゴンがより多く勝っている」などと統計を取る人が出てくれば市場価値に影響してくるかもしれないですね。
実際一時期、仮想通貨DOGEが暴騰していた時は連続してレースに勝利していたので、あの頃に該当のパワーソースを持つドラゴンをマーケットで購入して毎回レースに参加させていれば十分に元が取れていたと思われます。
また今後のアップデートで以下のような新要素も実装される予定です。
満腹度:ゲームの参加ごとにドラゴンの満腹度は低下していき、空腹状態のドラゴンはゲームに参加できないため食事をさせる必要がある。食事には料金が掛かるが、今後ゲームの参加に際して参加料は掛からなくなる。
ジェム:ゲームで勝利することで得られる。ミニゲームの参加に使用することができ、マーケットプレイス売買も可能。
ゴールドコイン:ドラゴンの食事代として使用可能。プラットフォームでPOAと交換することもできる。
コッパーコイン:子ドラゴン専用ゲームで入手可能。子ドラゴンの食事や大人ドラゴンの割引に使用可能。
Everdragons(エバードラゴン)のゲーム機能
10月2日現在、実装されているゲーム機能は「レース」のみになります。
前述の通り、エバードラゴンでは自分のドラゴンをレースに出して競わせることができます。
1回辺りの参加者は10名で1時間のレースとなります。
参加者が10名に達したら、次のレース受付が始まるのでプレイヤーはいつでもレースに参加できます。
1回辺りの参加費は0.003ETHとなっており、参加費は賞金ポットに蓄積され、レース終了時に勝者に分配されます。
勝者は上記の賞金に加えて1プレステージを得られます。
また、全参加者は1エクスペリエンスを得られます。
その他に、グループ対戦、テーマ・パーティ(ドラゴンの外見によって勝者を決めるコンテスト)、プレイヤー開催のゲームなども予定されています。
零世代ドラゴンの優位性
プレセールで販売されたドラゴンはGen0(初代)で、7月10日のマーケットプレイスのオープンと同時に売りに出されたドラゴンはGen1(第一世代)となっています。
今からGen0のドラゴンを入手するにはプレセール参加者から購入するしかありません。
Gen0のドラゴンは金色のタグが、Gen1以降のドラゴンは銀色のタグが付いており、パッと見分かりやすくなっています。
このGen0のドラゴンはGen1以降のドラゴンにはない特性を持っており、エクスペリエンスが100貯まるごとに子ドラゴンを生み出すことができます。
子ドラゴンは大人ドラゴンのゲームに参加することはできませんが、子ドラゴン用のレースに参加することができます。
ドラゴンの入手方法
ドラゴンは公式サイトにて売買が可能となっています。画面上部の「トレード」をクリックすることで出品中のドラゴンを見ることができます。
Gen0はプレイヤーがプレセールで購入したドラゴンを出品しているもの。Gen1は運営チームから出品されたもの、またはそれを購入したプレイヤーが出品しているものです。
運営チームが出品しているドラゴンはプロモコードを入力することで5%オフとなります。
よろしければこちらのプロモコードをご利用ください。
4NG-4EM
その他
POAネットワークへの拡張
エバードラゴンはイーサリアムのサイドチェーンであるPOAネットワークへの拡張を予定しています。
POAへの拡張によってトランザクションコストの低減と高速化が可能となり、現在頻繁にイーサリアムネットワークを悩ませているガス代の高騰から解放されるようになるでしょう。
テスト環境においてはなんと1回のレース参加が$0.00001ほどで、わずか3秒という短時間でトランザクションが通っています。
現在テストプラットフォームにて実施中のテストにおいては、トランザクション・コストが$0.00001程で、3秒ほどで完了するなど目覚ましい成果を見せております。
POA拡張後にはよりお気軽にゲームをお楽しみ頂けるようになると確信しております😁
— エバードラゴン(EverDragons) 日本公式 (@EverdragonsJP) 2018年9月30日
POAへの拡張は10月中旬を予定しています。
Fair.Gameとの提携
エバードラゴンはブロックチェーンゲーム・プラットフォームのFair.Gameと提携しています。
エバードラゴンの公式Twitterなどを見るとまだまだフォロワーも少なく、あまり多くのプレイヤーがいないと見られますが、Fair.Gameが盛り上がっていけばそちら経由でプレイヤーも増えていくかもしれません。
まとめ
以上、エバードラゴンの情報まとめでした。
まだ最初のゲーム機能が実装されたばかりの段階で、このゲームの将来性について語るのは難しいのですが、POAへの拡張は大きなアドバンテージとなると見ています。
dAppsはまだ黎明期にあり、ICO後に連絡の取れなくなるプロジェクトや、数回のアップデートで閉鎖を宣言するようなプロジェクトもありますが、エバードラゴンに関しては運営チームがかなりオープンで本名・顔写真も公開しているためそういった心配はありません。
身内びいきもあるかもしれませんが、かなり将来性のある仮想通貨ゲームだと思っていますので、みなさんエバドラを是非宜しくお願い致します。