今回はブロックチェーン技術を利用した動画投稿サイト『DTube』の紹介記事です。
DTubeとは?
DTubeとは、Decentralized(非中央集権) Tubeの略。
最近注目のSNS『Steemit』のプラットフォームを使用した動画投稿サイトです。
ログインするにはSteemitアカウントが必要となりますが、動画の閲覧だけならログインは必要ありません。
Steemitが写真や文章を投稿して評価されることで報酬を得られるのに対して、DTubeでは投稿した動画が評価されることで報酬を得られます。
ただし、報酬の25%は手数料としてDTubeに分配されます。
その他の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
- 一度投稿した動画は削除できない
- 運営による検閲がない。ユーザーの投票によってのみ検閲される
- 広告がない
投稿された動画はサーバーではなくIPFSという分散型ネットワークに保存されるため、一度アップロードした動画をネットワーク上から削除することはできません。
その非中央集権的ポリシーのため運営による検閲はなく、ユーザーの投票によってのみ検閲がなされます。
またIPFSの利用により動画保存用のサーバーが必要ないため、無広告運営が可能となっています。
DTubeの使い方
ログインする
前述した通り、動画を見るだけならログインは必要ありませんが、動画を投稿したりコメント・投票するにはログインが必要です。
まだSteemitアカウントを持っていないという人はこちらから作りましょう。
既にSteemitアカウントをお持ちの方はDtubeサイトへ行き画面右上の「LOGIN」ボタンをクリックしてください。
Steemユーザー名とプライベートキーを入力して「LOGIN」をクリック。
以上でログインできますが、「LOGIN WITH STEEMCONNECT」をクリックして使用したいSteemitアカウントを選ぶことでもログインが可能です。
SteemConnectはSteemitアカウントを使用してSteemitのサードパーティ・プロダクトにログインするためのサービスです。
DTube以外にもSteemitの世界にどっぷり浸かっていきたいという人には必須ですのでこれを機会に利用してみましょう。
動画をアップロードする
DTubeにログインしたら次は動画をアップロードしてみましょう。
画面上部にあるアップロードボタンをクリックします。
アップロード用ボタンをクリックしてファイルを選択、またはファイルをドラッグ&ドロップして、アップロードしたい動画を指定します。
サムネイル画像として使いたい部分まで動画をスキップし、「TAKE SNAP」をクリックすると動画がキャプチャされ画像がDLされます。
「Upload Snap」をクリックしてDLされた画像を選択することで、サムネイル画像として設定できます。
上から順に「タイトル」、「動画の説明」、「タグ(4つまで)」を入力します。
(※職場で見るのにオススメできない動画ならNSFW(Not Safe For Work)をオンにしておきましょう。その際はタグに「#nsfw」も含めること)
「Advanced」をクリックし、DTubeに動画を投稿した際にSteemitに表示される投稿の本文を入力し、「SUBMIT」をクリック。
以上でDTubeに動画のアップロードがされ、動画付きの記事がSteemitに自動で投稿されます。
まとめ
以上、DTubeの使い方でした。
DTubeを使うメリットとしては、
- 広告がない
- Youtubeと違い、誰でもすぐに収益を得られる。
- 検閲されない
等々。
気を付けたいのが検閲されないからといって違法な動画をアップロードしてしまうと、削除のしようがないので訴えられた時に取り返しがつかないという点。
Youtubeならよほど悪質でなければ動画を削除されたりアカウントをBANされる程度で済みますが、DTubeでは動画を削除できないので訴える側も納めどころがないですから行き着くとこまで行っちゃうかもしれません。
もし今後DTubeがメジャーになってくれば、こう行った問題も表出してくるかもしれませんね。
DTube以外にも仮想通貨・ブロックチェーンを利用した動画サイトは続々と出てきています。
今後Youtubeに取って代わるようなサービスが出てくるのか注目して見ていきたいと思います。