マックビー(@Houshi)です。
ブロックチェーン技術を利用したVRのエンターテイメント・プラットフォーム『Terra Virtua』が面白そう!
これから急速に注目を浴びていくであろうブロックチェーン技術とVR技術が融合した新しい世界が作られそうということで期待しています。
目次
Terra Virua(テラ・バーチャ)とは?
『Terra Virtua』をひと言で表すと、10年近く前に話題になったアニメ映画『サマーウォーズ』の世界です。
ゲーム、映画、eスポーツ、ライブイベント、その他ありとあらゆるエンターテイメントを楽しめるVR技術で実現した仮想世界。
言葉で説明するより、下の映像を見ていただいた方がイメージが掴みやすいと思います。
An Introduction to Terra Virtua from ash@terravirtua.io on Vimeo.
どうですか。
この現実がフィクションの世界に追いついてきた感じ。ワクワクしませんか?
利用するだけじゃない。製作者にもなれる。
『Terra Virtua』ではVR世界が各ゾーンに分かれ、そこから映画、ゲーム、ショップなどあらゆるアトラクションにアクセスできます。
これらのゾーンは『Terra Virtua』の運営会社が提供するだけでなく、ユーザーがゾーンを購入してそこに独自のアトラクションを作り収益を得ることもできます。
何もゲームや映画のような高度な技術が必要なものばかりとは限りません。
例えばアバターのためのアクセサリーや服を作成して売ることだってできるでしょうし、『サマーウォーズ』で主人公たちがやっていたようにVR世界内でアルバイトをしてお金を稼ぐことだってできるかもしれません。
Terra Virtua(テラ・バーチャ)をプレイするのに必要な機器は?
ヘッドセットが必須になるとハードルが高いですが、ヘッドセットがなくてもアプリでも接続できるので、これもまた『サマーウォーズ』のようにPC・スマホからのアクセスも可能です。
ローンチ時に対応しているヘッドセットはViveやOculus。
DaydreamやPlaystation VRも将来的にはサポートするとのこと。
日本で一番普及しているVRヘッドセットはPlaystation VRですから、ここは早めに対応してほしいところです。
ちなみに最高技術責任者のKish Hiran氏はPlaystation VRの開発サービス責任者だったようです。
その他のメンバーもなかなか豪華な経歴を持った顔ぶれなので、技術と実績は十分にありそうです。
Terra Virtua(テラ・バーチャ)のロードマップ
2018年4月現在Airdrop & Pre-ICO中で、今月中に一般へのICOを開始。
7月にゾーンのオークション。
9月にポータルが開き、10月にはアプリ開放とファーストパーティによるアトラクションが開始。
と言うことなので今年の10月には本格的なアクセスが可能となりそうです。
使用通貨は?
利用料金はNetflixのような会員制。Steamのようにパッケージ購入ごとに支払う買い切り型ではないそうです。
プラットフォーム内で使用される通貨はイーサリアム(ERC20)ベースのトークン・TVTです。
BTC、ETH、または法定通貨と交換可能。
2018年4月28日現在、Airdrop開催中。
上記Airdropは終了しましたが、Airdrop botは「Please wait for next airdrop announcement(次のAirdropのアナウンスを待っててね)」と言っているので、もしかしたらまたAirdropがあるかもしれません。
まとめ:VRプラットフォームの今後に期待
VR世界のプラットフォームと言うと、かつて失敗に終わった『セカンド・ライフ』や『Playstation Home』が思い浮かびますが、あれらはまだ時代が追いついてなかったと思うんですよね。
『Terra Virtua』はブロックチェーン技術とVRヘッドセットを利用した新しい試みです。
VR世界が一般レベルで普及する土壌は整ってきたのではないかと思うので、今度は期待したいところです。